拍手ログ3 総受け ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 総受け? 竜&隼→クミ? 「おっ!お前ら、今日は二人か?土屋達はどうした?」 「しらねー。なんか速攻で帰ってった」 「またあの桃女の子のところじゃねーの?」 「ふ〜ん・・・。そうか・・・・・・・・・フフフっ・・・」 「・・・・・・?」 「・・・な、なんだよっ・・・?」 「お前らっ!お腹空いてないかっ?!」 「あ?」 「駅のほうにあるファミレスに美味しいパフェがあるらしんだけどっ、一緒にいかないか?」 「・・・なんで俺たちが・・・・・」 「いや、だってさー・・・白鳥先生と鰐淵先生は用事があるっていうし・・・」 「だからって生徒誘うなよ・・・」 「むー・・・・やっぱ駄目か・・・。喫茶店なら一人でもいいけど、ファミレスだからなー・・・」 「俺ら、そんなに暇じゃないから」 「じゃあな」 「ん〜・・・クマは甘いもの好きだから喜びそうだけど、店があるしなー・・・。沢田は・・・・・」 「「!?」」 「甘いもの苦手だからなーあいつ・・・・・・。ん〜・・・電話してみるかっ!」 −−−−−−−ガシッ!×2 「−−−−えっ?!」 −−−−−−−グイッ!×2 「わっ!?お、おいっお前らっ!?」 「しょーがねーから付き合ってやるよっ!もちろんお前の奢りだろっ?!」 「そ、それはいいけどっ・・・い、いきなりどうしたんだっ・・・」 「べつに。急に腹が減っただけ」 「そ、そうか・・・?ま、まあ・・・付き合ってくれるならいいかっ!」 ((誰があの男のところになんか行かせるかよっ!)) 総受け? 放課後。5人組と久美子は、偶然にも熊井ラーメン店で遭遇していた。 「おまちどーさまっ!」 「お〜ありがとな〜!クマ!!」 「あれ?ヤンクミ・・・チャーシューメンだったっけ?」 「え?・・・お、ほんとだ!チャーシューが多い・・・クマ?」 「ハハハっそれはサービスだっ!てゆーか、お返しだっ!」 「あっ!もしかして、ホワイトデーのお返しですか?」 「え?じゃあ、熊井さんもあのとんでもない形のチョコを・・・」 「とんでもないってなんだっ矢吹っ!!」 「事実じゃん?」 「ハハハっ確かに形は変だったけど、うまかったぜっヤンクミっ!!」 「そうだろっ!!いや〜悪いなっクマっ!お前らも、さっきはありがとなっ!」 「いいってことよ〜〜っ!」 「そうそうっ!ヤンクミには世話になってるしっ」 「なんだ?お前らもお返しやったのか?」 「そうなんだよ〜〜っ!こいつらお金出し合ってくれてな〜、もう、嬉しくてうれしくてっ!!」 「また、泣いてるよ・・・」 「一人50円しか出してないのに、そんなに喜ばれてもな・・・」 「そんなことないぞっ!?お前らが私のためにしてくれたっていうのが、嬉しいんだっ!!」 「そーゆうもんか・・・・・・?」 「おうっ!」 「でもさー、ちょっとヤンクミ・・・もったいないことしたよな」 「え?なんでだ?クマ」 「いや。あんなに味がうまくできたんだからさー、型とかで作ればもっと綺麗で美味しいのになったのにと思って・・・」 「確かに・・・。」 「無理に凝ったの作ろうとしたんだろ」 「型買う金がなかったとか」 「つーか、型使うの知らなかったんじゃねーの?」 「し、しつれーなこというなっ!!ちゃんと型は買ったさっ!!」 「え?じゃあ・・・型使ってもあんな出来になっちゃったの?」 「・・・ありえねーだろ・・・・・・」 「・・・ある意味、才能か?」 「ちがーーうっ!!型は買ったけどっ沢田に使うなっていわれちゃったんだっ!!!」 「「「「「・・・・・・・・・・・・・なにそれ・・・・・」」」」」 「慎が?なんでだ?」 「最初の一個はちゃんと綺麗なハート型だったんだっ!でも、沢田が型使うのは一回だけにしろって!!」 「・・・・・・んだよ・・・それ・・・」 「あのさ・・・ヤンクミ・・・?」 「なんだ、クマ?」 「も、もしかして・・・慎のマンションで作ったのか?・・・チョコ・・・・・」 「「「「「!?!?」」」」」 「そうだぞ?うちの台所じゃ邪魔になるしな・・・あいつんとこ借りたんだ」 「・・・慎・・・・かなり機嫌悪くなかった・・・?」 「そうなんだよっ!あいつ、ものすごい仏頂面でさーーっ!!」 「・・・無理もないって・・・ヤンクミ・・・・・・」 「そ、それで・・・ヤンクミ?」 「ん?なんだ?武田」 「ハート型のチョコは・・・・・」 「沢田にあげたぞ?」 −−−−バキっ!!×2 「・・・な、なんだ・・・?・・・み、みんなどうした?なんか暗いぞ?って・・・ 小田切に矢吹っ!割り箸が割れてるぞっ!! つ、土屋っ!!大事な扇子がラーメンにつかりそうだぞっ!早く、上げろっ!! 日向っど、どうしたっ真っ青な顔してっ!!! 武田っいつも明るいお前がどうしたっ!!」 「・・・ヤンクミ・・・・」 「クマっ!こ、こいつら、なんか変だぞ?どうしたんだっ?!」 「・・・いまはそっとしといて上げたほうが、こいつらのためだ・・・・・・・」 「そ、そうなのか?」 (・・・・・・かわいそうに・・・・・・・) ←小説トップへ |